令和05年01月01日



          「恵寿友会会員の皆様への新年挨拶」

恵寿友会の皆様へ 

謹んで新春をお慶び申し上げます。・・・と、例年通りの挨拶を申し上げるのですが、心はスッキリしません。3年前から始まったコロナ騒動の所為です。感染者数は最盛期に比べれば低くなったとは言え、新型変異株などが発生し、今後も増加の危険性も見込まれ、先行きは全く不透明で、私たちの生活のパターンもすっかり変わってしまいました。若い人達の学校生活も従来とは全く異なり、彼らが成人したとき、どのような大人になってゆくのか不安になって来ます。ただ、この延べ4年にもわたる医療関係者の方々の献身的なご努力には、心から敬意を払いたいと思います。

そのような状況のなか、恵寿友会本部としては、昨年10月17日に全国懇親会を3年ぶりに開催いたしました。例年のごとくANAインターコンチネンタルホテル東京で不安ながら開催いたしましたところ、北は北海道・南は九州からと、関東支部以外からの28名を含め全部で206名もの方々が参加していただき、盛大な懇親会を開くことが出来ました。八城名誉会長は直前に体調を崩され、残念ながら欠席でしたが、(その後体調は戻られたそうなのでご安心ください)、会は和やかでとても楽しい雰囲気でした。数年ぶりでの再会の方も多く、あちこちで、 グータッチや記憶力テストのような昔話に花が咲き、参加者の平均年齢77.4歳(!)とは思えぬ、若々しい懇親会でした。
ENEOSからも常務執行役員の染谷喜幸さん、忍田泰彦さん、及び総務関係者2名に出席していただき、 会社の現況などご説明を受けました。小生も会長挨拶で、(1)恵寿友会員総数は2022年10月1日で873名、(2)平均年齢78.3歳。(3)100歳以上の方が3名、(4)90歳以上の方が42名、(5)80歳以上の方が349名、(6)70歳以上が402名、60歳以上が72名、60歳以下が8名、(7)今年も4名の新入会員があったこと。等を、ご報告させていただきました。恵寿友会の活動は、予算も厳しくなって来ているので、今後の活動も、古希を迎えられた方に紅白のワインをプレゼントすること、エッソサロン・メルマガ等のコミュニケーションは続けて行くこと、支部総会・懇親会等への本部役員は出来るだけ出席してゆくこと、等、お伝えし、「全国懇親会は2年毎でなく毎年やってほしい」とのご意見もあるので、 本部幹事会で検討してゆく旨をお話ししました。最後に、恵寿友会員でユニークな活動をしておられる「ソフトカイロで医者や薬などに頼らず自分の身体で100歳まで生きよう!」を提唱しておられる野口康男さん、日本トップのフラメンコダンサーとして色々活動をしておられる平富惠さん、とてもユニークな小説を書いておられる広瀬邦博さん(名古屋在)の3名のご活動をご紹介し、最後に自分の恥ではありますが、還付金詐欺にかかった経験談をお話しし、恵寿友会の方々は絶対にこのような詐欺にかからぬようご注意申し上げました。みなさま、絶対に詐欺にひっかからないでくださいね。

昨年も申し上げましたが、とても魅力的だったエッソは, 日本ではもう完全に無くなりました。OB 会や元エッソの代理店の方々とだけでお互い、懐かしく、語り合うしかありません。その為にも、 みなさま、健康にはくれぐれも気を付けて、 長生きをし、全国どこかで お目にかかった時、ハグは出来ないでしょうからグータッチでもして、残りの人生を、意義深く楽しく送って行こうではありませんか。コロナの早期収拾を祈りつつ、今年も皆様のご多幸を祈念して挨拶とさせていただきます。

              令和 5年(2023年)元旦                   恵寿友会長 西尾直毅