令和04年01月01日



          「恵寿友会会員の皆様への新年挨拶」

恵寿友会の皆様へ 

謹んで新春をお慶び申し上げます。・・・と、例年通りのご挨拶を申し上げたいのでありますが、昨年も申し上げたようにコロナ騒動、日本でも早期に収束する気配はありません。感染者数は最盛期に比べれば低くなったとは言え、新型変異株などが発生し、増加の危険性が見込まれ先行きは全く不透明で、延べ3年にもわたる医療関係者の方々の献身的なご努力には、心から敬意を払いたいと思います。

今年の見通しは, 海外・国内旅行なども含め、恵寿友会の各種行事も未だ不明ですが、恵寿友会本部としては昨年中止した全国懇親会を今年は開催する予定で、10月17日に東京溜池のANAインターコンチネンタルホテルを予約しております。食事形式などどうなるかまだわかりませんが、万一中止とした時の高額なキャンセル料の支払いを避けるため, 5月中に可否の最終決定をする予定でおります。それまでは、開催するとの前提で皆様にはスケジューリングをしておいて下さるようお願いします。

昨年も申し上げましたが、とても魅力的だったエッソは, もう完全に日本では無くなりました。OB会や元エッソの代理店の方々とだけでお互い懐かしく、語り合うしかありません。恵寿会会員は2021年12月31日現在で、891名、平均年齢は77.8歳になります。私ごとですが、昨年11月所用で京都へ出かけた折り、元エッソの代理店の数名の方々と会合を持ちました。皆さん、エッソを本当に懐かしがっておられました。
石油産業に関しては、温暖化防止の為、2030年代にはガソリン車・軽油車の製造販売も禁止され, 2050年からはCO2を出す石油燃料を完全に無くすと言う政府方針が出されました。ただ、灯油や石油化学品や潤滑油の一部は残るかも知れませんが、原油を日本まで持ってきて、ガソリン・軽油・重油などを精製しない石油産業があり得るでしょうか? 30年後の石油産業の見通しは全く分かりません。

それまでは、何かの縁でエッソで仕事をすることになったOBの方々は, 全国どこかでお目にかかった時、ハグは出来ないでしょうからグータッチでもして、残りの人生を、医療関係者初め多くの方々に感謝しながら、意義深く楽しく送って行こうではありませんか。

コロナの早期収束を祈りつつ、今年も皆様のご多幸を祈念して挨拶とさせていただきます。 

2022年元旦      恵寿友会長 西尾直毅