令和02年01月01日



          「恵寿友会会員の皆様への新年挨拶」

恵寿友会の皆様、
明けましておめでとうございます。
昨年は、日本で大変化が起きました。第1は、「令和元年」の誕生です。新天皇の誕生と新しい時代への期待でいろいろなポジティブな反応が見られました。第2は、歴史的な自然災害の多発です。台風・大雨・洪水・地震などでかってない規模での災害が発生し、多くの方が犠牲になり、恵寿友会の会員の方でも多大な被害を被られた方がいらっしゃったと伺いました。お見舞い申し上げると共に一日も早い復興を祈念しております。 今年は、自然災害だけはどう予想もできませんが、さらに予想を絶するだろうと思われるのは、東京オリンピックの影響です。開催中の状況はどうなるのか? オリンピック終了後の東京・日本はどうなるのか? 想像できません。
一方、今年は、恵寿友会にとっても石油業界にとっても昨年に続いて、大変化の年になろうかと思います。まず、石油業界ですが、3年前に、「エッソ石油」の後継会社である「東燃ゼネラル社(TG)」が「JX」と合併し、「JXTGエネルギー」と言う会社になったのは、皆さまご存知のことと思います。そして2019年中に「JXTGエネルギー」系列の全SSが「ENEOS」というマークになり、われらが「ESSO」のマークも「ENEOS」に替わりました。そして、今年は春までに会社の名前も「JXTGエネルギー」から、「TG」が抜け「エネオスエネルギー」になります。
1962年に日本に誕生し約58年続いた「外資系・エッソ」は、マークも会社も完全に日本では無くなりました。私たちの恵寿友会だけが、「エッソ」の名前を思い出させる唯一の存在になります。 寂しいことではありますが、仕方ありません。さらに今年は、出光・シェルが完全一体化し、たぶんシェルマークも無くなるでしょう。そうなると日本では、外国の石油会社が全く存在しないという事態になります。2社で80%強のマーケットシェアを占め元売り間での販売競争状況も一変しますが、他面メジャーなどの海外の石油会社が全く存在しない世界でも珍しい国になります。
さて、われらが恵寿友会ですが、現在総会員数:948名で、平均年齢76.4歳であります。100歳以上の方が2名、90歳台の方が36名、80歳台の方が253名、70歳台が518名、60歳台の方が130名で、日本を代表する立派な(?)超高齢化社会です。
今年は、2年ぶりに全国懇親会を10月26日に開きます。是非ご参加ください。
昨年10月には東京で関東支部会を開きましたが、200名弱の参加者の皆さん、会話力・食欲・飲力のいずれにおいてもホテルが驚いたほどの相変わらずの熟年パワーを示され、仕事・ボランテイア・運動・習い事・・・いろいろなことをやってらっしゃる方も多く、95歳の藤本明さんや90歳の八城政基さんなども、お元気でお話も面白く、とても楽しい会でした。各支部でも同様の活動が行われておられるとのことで、ご同慶の至りです。
最後になりましたが、今年も皆様にとって、素晴らしい年であることをご祈念申し上げます。是非ご自愛のうえ、一日一日を、社会、ご家族、ご自分の為に、有意義にお過ごしください。

令和2年(2020年)元旦
                        恵寿友会会長   西 尾 直 毅