「恵寿友会会員の皆様への新年挨拶」

恵寿友会の皆様、

新年明けましておめでとうございます。
昨年は石油業界にとって衝撃のニュースが出てきました。夏に出光と昭和シェルの合併のプランが発表され、水と油（!）みたいな両社の合併はどうなることかと驚いていたら、１１月には、われらの後継会社の東燃ゼネラルがJXグループと一体になるというのです。
JXグループとは、われわれの頃の日石グループです。２０１６年の秋ころまでに大綱を作り２０１７年春を目標に合体するそうです。
今後どうなってゆくのでしょうか？　確実なのは、もう「エッソ」は完全に日本からなくなっていく、ということでしょう。あるいは「エッソ」のマークはしばらく残るかもしれませんが、外資系の特徴を持った「エッソ」は、なくなるでしょう。　OB会の方もエッソの恵寿友会以外に、モービル、ゼネラル、東燃、東燃化学OBの５グループがあるところへ、今度新規に「東燃ゼネラルOB会」が発足するそうです。東燃ゼネラル社が２０００年に出来てもう１５年以上たっているので、若い社員の方々は、旧会社で勤務したよりも東燃ゼネラル社で勤務した方が長くもありまた思い出も多いでしょうから、当然かもしれません。
恵寿友会への若い（？）新入OBの方は少なくなる一方、現在の会員数は１０５８名で、年々平均年齢は向上しつつも先輩諸氏の中には驚くような若い精神年齢を示されている方々がいらっしゃいます。藤本明さんは９４歳になられるのに、まだ１週間に１回はゴルフをやられるとか、８６歳の八城政基さんは、昨年４月からフランス語を個人レッスンで学び始められた、とか、８１歳の安福達雄さんは、合唱・登山・ハイキング・インターネット国際交流と寝ている暇があるのかと思われるほどの八面六臂のご活躍、ほかにまだ大勢の方が、意気盛んな活躍をされていらっしゃると思いますが、中で最近驚いたのは、８０歳の東海林修さんが、全国街道歩き、ということで、東海道を始め日本中の旧街道を単独踏破されておられ、途中脊椎管狭窄症手術で一時中断した後再開され毎年１万KMの街道歩きを続けておられるとのこと・・・素晴らしいことではないですか！　悦ばしいかぎりです。こういう方から見ると、６０歳，７０歳は、まだ小僧っこではないかと思われるでしょうね。みなさん、何かにチャレンジしましょう。

恵寿友会本部としては今後とも支部活動のサポート、誕生祝い、慶賀記念日へのワインプレセントなどを続けて参ります。なを、会員の皆様から誕生祝いカードやワインなどに対するお礼のメールやお手紙を頂いておりながら返事を差し上げておりませんが、幹事一同心の中で感激しております。返事省略させていただいている失礼の段、お許しください。又、本年１０月１７日（月）に、東京にて２年ぶりの全国懇親会を催す予定になっております。多くの方々の交流を期待しております。

最後になりましたが、今年が皆様にとって、素晴らしい年であることをご祈念申し上げます。是非ご自愛のうえ、一日一日を、社会、ご家族、ご自分の為に、有意義にお過ごしください。

平成２８年（２０１６年）元旦　　　　　　　　　　恵寿友会会長　　西　尾　直　毅