平成26年01月01日



          「恵寿友会会員の皆様への新年挨拶」

恵寿友会会員の皆様、 新年おめでとうございます。

昨年も、日本では本当に色々なことがありました。
東日本大震災の復興進展状況もどうなっているのかよくわからず、原子力発電の将来の方向も明確ではありません。其の間に、近隣諸国との関係が不安定になり、自民党政権の独走にやや不安感が感じられる中、賛否両論はあるにせよオリンピック東京招致が決まって久しぶりに明るい話題になった途端、東京都知事の不祥事が発覚し、最近の日本での典型的な何でもグレーな状態での幕引きになりました。
今年は、どのような年になるのでしょうか?

2012年にエクソンモービル・マーケッテイングを引き継いだ東燃ゼネラルが年末に三井石油を買収するという変化が起き、東燃ゼネラル社はさらに大きくなるようです。OBとしては、会社の発展を積極的にサポートし、東燃ゼネラル社が今後とも適切な利益を上げ続け、企業体質もしっかりし、日本の石油業界で、最も素晴らしい会社として発展されてゆくことを祈念してやみません。

昨年、わが古巣のエッソ石油の50年間の存在をそのまま消すのは忍びないという事で、皆様の御賛同が得られれば、OB会員で、エッソの50年の歴史をまとめた記念誌を作り、何らかの形で祈念式典などやってみたいな、という初夢を提案させていただきました。幸い数人の方が、編集委員をしても良いと手を挙げていただきましたので、恵寿友会のオフィシャルな行事ではなく、ボランタリーベースで進めることにしました。
初夏から、いろいろな方に原稿を書いていただくようお願いし、12月までに約150名のOBの方の御寄稿を得ました。また、40名を超える外部の方からの原稿もいただき、この2月には何とか出版できそうです。 近いうちに詳しい内容をご連絡いたしますが、約1000ページ(!)の大作で、上下2巻になります。本の題名は「社員が書いた50年史」で副題が「彗星の様にあらわれアッと消えたエッソ石油」という、スケール・内容からしても日本の歴史上初めてのユニークな社史であります。内容は、とても面白く、色々な分野で活躍された『エッソ社員の軌跡』がかい間見られて、皆様にとっても懐かしくまた新鮮な内容が多々含まれております。
1月中旬には、編集委員会の方からご案内申し上げる予定ですので、ご覧になって、興味がお有りでしたら、ご購入ください。恵寿友会では、特別の追加予算を計上しませんので、自費でご購入いただきたいとお願いする次第です。

さて、本年は、2年に一回の全国懇親会の年であります。 10月20日(月)に、前回と同じく全日空インターコンチネンタルホテルで開催する予定でおります。 詳細は、夏にでも改めてご案内申し上げますが、なるべく多くの方にご参加いただきたく存じます。 是非、2014年が皆様にとって幸多い年であり、皆さまが何とか健康で毎日を有意義に過ごされて、会員の平均年齢72.3歳(1月1日現在)を、73.1歳(10月20日現在)にされ、秋に再会できますことを心から御祈念申し上げます。

2014(平成26年) 元旦      恵寿友会会長    西 尾 直 毅