平成30年12月4日

九州・沖縄支部は、12月3,4日に大分県臼杵市で忘年会をしました。

臼杵市は平安時代に彫られた断崖仏「臼杵の石仏(国宝)」で有名な町です。
今回は観光ガイドさんの案内で市内の歴史散策を楽しみました。
臼杵市は戦災被害がなかったので、江戸時代の寺院や武家屋敷が並び、掘割には錦鯉がゆったりと泳ぐ清水が流れ、その先にはお屋敷の厳かな門が佇み、玉石の奥には式台玄関と優美な唐様の屋根が見えます。

過去に心を移し時代を偲び、歴史の町めぐりを楽しみました。

夕食は「フグ料理専門店」でフグ尽くしです。青磁の大皿に並んだフグ刺しは、フグの身を透かして絵柄浮かび、まさに芸術品です。紅葉おろしのポン酢を付け食べるフグ刺しは、プリプリ感と淡泊な味が絶品です。高齢になり若い頃は気づかなかったこの触感と美味しさを知ると、「冬には絶対フグ刺しだ」と病み付きになります。熱燗、ヒレ酒が美味しさを盛り立て、お喋りも盛り上がり、唐揚げ、雑炊で締めとなりましたが、おしゃべりは終わらず夜が更けました。


翌日は紅葉のせせらぎの森を歩き。小さな断崖仏を拝観。石窯の自家製パン屋さんで、おしゃべりと昼食後解散しました。     

(支部長  中村 寛)