2011年3月17日22:02 LCMよりのメッセージ(5): 東北地方太平洋沖地震に関して
エクソンモービル·ジャパングループの従業員の皆様へ

   本日のLCMよりのメッセージは、停電の可能性がありますので、昨日お伝えし
   た内容を更新することにとどめます。


   (従業員の皆様の安否、当社グループの操業体制について)
   川崎工場は全面操業を再開する段階にあり、極東石油千葉工場は計画通りに操業
   を再開する予定です。
   プロジェクト・エンジニアのグループを修復、再開計画立案のために塩釜油槽所
   に派遣しました。
   エクソンモービル·ジャパングループは、政府・業界各社とも協力しながら、被災
   した地域に石油製品の供給をすべく最大限の努力を行っています。

   (関東地区のサービス·ステーションにおける品切れ)
   関東地区での需要は依然として大変高いままにあります。東京圏での当社の供
   給・配送能力は正常レベルに回復してきていますが、SSでの在庫切れは解消さ
   れません。本日の記者会見で、石油連盟は、通常の需要に対応できるだけの供給
   体制に戻りつつあることを説明し、消費者に買いだめを控えるよう冷静な対応を
   お願いしました。

   (ESGの活動)
   今回の地震と津波による被害に対する、日本全体のクロスファンクショナルな対
   応を指揮するために、3月11日にJESGが設置されました。その主な活動は以下の
   ものです。
   u  各施設が安全に操業を再開出来るようにサポートを継続する。
   u  従業員と外部に対するコミュニケーションを積極的に行う。
   u  政府や業界団体と緊密な連携を維持する。
   u  当社の操業と従業員の安全や健康に影響を及ぼす外部の出来事をモニターす
   る。

   リージョン及びグローバルのESGは、私達が上記の課題に取り組む際に、私達に
   必要な支援、専門知識や人的資源を提供してくれています。

   福島原発の状況については昨日から大きな変化は見られません。ESGは、事態の
   推移を連日24時間体制で監視し、得られた情報を評価すると共に、那須及び川崎
   事業所で放射線量を継続的に測定しています。こうした情報に基づいて今後も皆
   さんに適切な指示を発信いたします。
   本日の川崎工場での放射線量は、一ヶ月前の時点と変わらないレベルでした。

   (赤十字社への寄付)
   エクソンモービル・コーポレーションは、赤十字社に百万ドルの寄付を行うこと
   を発表しました。また、従業員・退職者および特約店・代理店の皆様からの寄付
   に対し、総額2百万ドルを上限として、同額を会社が寄付を行う、いわゆるマッ
   チング寄付を行うことも発表しました。その詳細は間もなくお知らせする予定で
   す。

   尚、関東・東北地区在勤の皆様の、今回の震災に伴う勤務と今後のコミュニケー
   ションについては、別途人事統括部長からの出状を参照してください。

   エクソンモービル·ジャパングループ 代表 LCM
   フィリープ・デューコム