2011年3月16日22:02 LCMよりのメッセージ(4): 東北地方太平洋沖地震に関して | ||
エクソンモービル·ジャパングループの従業員の皆様へ まず始めに、3月11日の地震発生後の困難な状況下で、安全操業の継続に最大限 の努力をしていただいている従業員・コントラクターの皆様に感謝いたします。 従業員の皆様の安否、操業体制、および日本、シンガポール、フェアファックス で立ち上げられたエマージェンシー·サポート·グループ(ESG)の活動について の現在の状況についてお知らせいたします。 (従業員の皆様の安否、当社グループの操業体制について) 昨夜起きた地震の影響を含め、東日本及び静岡地域在勤の従業員およびコントラ クターの皆様全員の無事を確認致しました。川崎、千葉の両工場は計画に従って 再稼動を始めており、現在スタート·アップの作業中です。会社はプロジェク ト・エンジニアのグループを修復、再開計画立案のために塩釜油槽所に派遣する 計画を進めています。 加えて、エクソンモービル·ジャパングループは被災した地域に石油製品の供給 をすべく政府・石油連盟と協力して最大限の努力を行っています。詳細は広報渉 外部よりのE-mailをご参照下さい (関東地区のサービス·ステーションにおける品切れ) 関東地区では、現在、当社の製品に対して、通常より50%も高い需要がありま す。東京では当社の供給や物流は通常レベルに戻りつつありますが、サービ ス·ステーションでは、品切れとなっています。適切な供給があり、国民はガソ リンや軽油の不足について心配する必要が無いということを説明するために、私 達は石油連盟及び政府と協力しているところです。 (ESGの活動) 今回の地震と津波による被害に対する、日本全体のクロスファンクショナルな対 応を指揮するために、3月11日にJESGが設置されました。その主な活動は以下の ものです。 u 全ての従業員についての所在と安全を確認し、必要に応じて援助を提供す る。 u 環境に関する問題を特定し、確実に対処する。 u 会社資産の状況をチェックし、装置を安全に再稼動するための各事業所の努 力をサポートする。 u 従業員と外部に対するコミュニケーション及び、政府や業界団体との関係を 積極的に行う u 公共交通機関、電力供給、そして福島原子力発電所の状況変化など、私達の 操業に影響を持つ、あるいは持つかもしれない外部の出来事をモニターする。 リージョン及びグローバルのESGは、私達が上記の課題に取り組む際に、私達に 必要な支援、専門知識や人的資源を提供してくれています。 最後に、福島原発についてより具体的な現状をお知らせします。ESGは、政 府、その他信頼できる情報源からの公表情報、複数の機関からの気象情報の定期 的収集、那須及び川崎事業所での放射線量測定及び医療情報やガイドの作成など を通して、事態の推移を連日24時間体制で監視しております。今朝、皆さんにお 送りしたガイダンスは、こうした情報に基づいて作成されましたが、今後もこの ような監視に基づく対応を継続していきます。 今日は川崎工場で放射線量を一時間毎に計測しましたが、それによれば、放射線 レベルは、1ヶ月前の水準である、0.1マイクロシーベルト/時(午後6時の測定 値)でした。これは、日常で自然に存在するレベルと同じ位です (赤十字社への寄付) エクソンモービル・コーポレーションは、本日赤十字社に百万ドルの寄付を行う ことを発表しました。また、従業員・退職者および特約店・代理店の皆様からの 寄付に対し、総額2百万ドルを上限として、同額を会社が寄付を行う、いわゆる マッチング寄付を行うことも発表しました。 このマッチング寄付は、エクソンモービル·ジャパングループにも適用されます ので、その詳細は間もなくお知らせする予定です。 尚、関東・東北地区在勤の皆様の、今回の震災に伴う勤務と今後のコミュニケー ションについては、別途人事統括部長からの出状を参照してください。 エクソンモービル·ジャパングループ 代表 LCM フィリップ・デューコム |